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中国サバイバル-休日編

中国サバイバル-休日編_2010-02-25

私が目撃・体験した衝撃を、今回は中国サバイバル最終編として報告しよう。


★中国サバイバル「休日編」

第1章・・・目撃
<地下鉄で・・・>

Lilicoは見た!衝撃の光景!
中国に来て最初の休日。
連れの中国人青年と『上海水族館』に出かけることになった。


去年は行けなかった水族館。前夜からとーっても楽しみにしていた♪
いろんな海の生物を見ていると心が癒される。
どんな生物と対面するかウキウキ!
さっそく地下鉄で水族館に向かうことに。

駅は相変わらず人ごみがすごい!
水族館にたどり着く前にまずは人波を泳ぎきらなくてはならない。
溺れることなくなんとか電車に滑り込みホッとした。


車内は思ったよりギュウギュウ詰めではなかった。
しかし席はない。
車内の真ん中にある数本のポールに?まって揺れに身を任す。


すると、連れの中国人青年が



「うっわ・・・」
「どうしたの?」
「・・・いや・・なんかとっても気持ち悪いことがあった。」
「なになに?」
「・・・・男の人に手を顎でこすられた」

ポールの横には40代くらいのキャップをかぶったおじさんが普通に立っている。

「揺れた衝撃でたまたまでしょ?」
「なんか違う・・・。わざとだと思う。気持ち悪い。」

ふーん?

なんだか本当に気持ち悪そう。
当たったのが肩とか腕じゃなく、しかも敏感な手におっちゃんの顎なら仕方ないかも?


中国青年はポールの渡りを握ることにしたようだ。
私はそのままポールを握っていた。
次の駅で若者集団が乗ってきた。


なかなかカワイイ少年達。楽しそうに会話をしている。
そのうちの一人が私と同じポールを握った。


と、その瞬間!!!!!

Lilicoは見た!


アノおっちゃんの顎が少年の白い指に向かって
不自然に寄っていくのを!


そして

ス~~リス~~~リ・・・・

なに?!

少年は思わず手を引っ込め、そしてそのおっちゃんを凝視した。
おっちゃんも少年を見つめている・・・。


少年は手を水切れをするように振って、スリスリされたところを服で拭っていた。


一部始終を見ていた私は、先ほどの中国青年の話が
「偶然当たった」のではないことを理解した。

まさか痴漢・・・?


女性ではなく、男性に対して?!
女性の細くて白い指じゃなく、男性の節だった指が好みの?!

その意図はわからない。(知ってどーする!知りたくないし。つーか、フェチ?)

わ、わたしの指だって同じ痴漢犯行場所?のポールにあったのに・・・。
(対象外とされた複雑な気分)
私の指を避けて、あきらかにオトコの指を目掛けて顎が伸びていった。


日本でも滅多にお目にかかれない痴漢を、中国で目撃するとは!
それも男専門・・・・


電車を降りるまで、私はそのおっちゃんの行動をずーっと監視していた。
次の被害者は目撃できなかったが、きっといつも同じことをしているんだろうな、このおっちゃん。

(・・・楽しいかい?それともナニかの出会いを求めているのか。でもそのきっかけ作りは間違いだと思うよ・・・。)


勝手に哀れみを感じながら電車を降りた。

そして人波にもまれるうちにすべてを忘れて水族館で楽しく生物観賞♪
ちなみに手を『痴漢』された中国青年も水族館の癒しの生物に心の傷(汚点?)も少しは癒されたようだ。

ちゅー魚


と、実は「最終編」と言いながらまだ続くんです・・・(^^;
すぐにUPします!