中国サバイバル-試練編
中国サバイバル-試練編_2010-02-21
しばらくは、去年の中国滞在でのサバイバルを報告したいと思う。
毎回行くたびにものすっごい衝撃を味わう中国。
今回は「ホテル編」!
ちょうど1年前の2月にも中国に行っていたのだが、そのとき宿泊したホテルはここ。
なんとなくラ×ホテルのような・・・。
知人の友人が勤めていたホテルに格安(90元/日)だ。
しかし・・・日本語はおろか英語も通じない(^^;
それもそのはず、実は外国人は宿泊禁止だったのだ。
バレたら20万罰金!無理をして宿泊させてもらうのだから、あまり多くは望めない。
そしてさっそく一つ目の試練。
到着した日にシャワーを浴びようとしたら、水がほとんど出ない。チョロチョロ、だ。
これじゃ顔を洗うにも時間がかかる。
だが問題はそれよりも深刻だった!
お湯が出なかったのだ!!
気温は6度、雨でさらに冷えてるし、飛行機や移動で疲れている。
もしこのまま滞在中シャワーに入れなかったら?!
一瞬目の前が真っ暗になった。
幸い一緒にいた日本語ができる中国人青年がいたので、状況を説明しなんとかなった。
しかし、毎晩シャワーに入る前に「お湯の準備をしてください」と言わなければならなかった・・・。
(太陽熱で沸かしているらしいが、あいにく滞在中はほとんど雨でタンクのお湯がなくなったら終わり、だって。早いモン勝ち?!)
さらに翌日!
二つ目の試練が起きた!
無理して宿泊の手配をしてくれた中国人青年が、突然仕事を辞めてしまったのだ!!
まさか「出て行け!」ってことに・・・?
今回ずっとお世話をしてくれた中国人青年の友人でもある。
その繋がりからの格安宿泊だったが、イキナリ野宿か?!
どきどきしながら会話の成り行きを見守る。
結果は、宿泊続行!!
むしろ追い出して、警察に密告されたらホテル側が大損害だ。
ということで逆にホテルに守られることになった。(ホッ・・)
そして三つ目の試練。
就寝時、お隣の男性がやたらうるさくて大声で何やら叫んでいる。
何人か部屋にいるらしく、とにかくうるさい。
午前3時ごろ、女性のはしゃいだ声が廊下で響く。
ドタバタ、バッタン、キャハハハー
と、思えばオッサンのでかい声!
喧嘩ではなく、会話だ。
中国人は声がでかくてまるで喧嘩しているみたいだ。
どうやらこのお隣のオッサン、女性を連れ込んだ模様・・・・。
真夜中のキャハハー騒動は宿泊の後半まで続いた。
四つ目の試練。
このホテルの掃除のおばちゃんは、部屋に客がいてもとりあえず入ってくる。
おもむろにベッドメイキングを始めるのだが、シーツは換えない。
ゴミを取り、シャワー室をのぞいてタオルを交換。
最後に床をモップ掛けする。
そして悲劇が!
ダイヤルアップ並の回線で四苦八苦しながらデータをアップロードしていた。
おばちゃんは、
モップでケーブルを引っかけて抜いてしまったのだ!
なのに・・・何事もなかったのようにもくもくとモップ掛けをしている。
呆然とパソコンとケーブルとおばちゃんを見つめていた私を横目に、モップ掛けが終わるとサッサと出て行った・・・。
その後、回線速度が異常に遅くなり、作業を断念したのだ。
しかたなくネットカフェに行くことになったのだが、
そこはまるで未開人のジャングル地帯だった!!
ということで、次回は
未開人ジャングル!中国ネカフェ実況!
とする・・・。(ネカフェトイレとは別の話ね^^;)