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未開人ジャングル!中国ネカフェ実況

未開人ジャングル!中国ネカフェ実況!_2010-02-23

中国サバイバル「中国ネカフェ編」の報告!

さて、前回「ホテル編」の経緯で近場のネカフェに行くことになったのだが、
まずお店に入る前に思ったこと。


閉店して時間が経った中華店?なんか場末の雀荘のような・・・(行ったことはないけど^^;)


廃墟になりかけの不気味な建物に入る心境で、いざ足を踏み入れた。

薄暗い店内だが、以外にもほぼ満員状態だった。
カウンターでパスポートを出し、利用手続き。
1時間3元(だったかな?)の料金だ。⇒50円足らず


中国ネカフェは、日本のネカフェと違ってほとんどオープンスペースだ。
しかも隣とのしきりがない。イメージとしてはコールセンターのブースのよう。
いや、まさにコールセンターだ。
だってみんなヘッドフォンをしている。
それだけじゃない。
かなり大勢の人がまるで周りに誰もいないかのように大声で話しまくっているのだ。


それに寒い!窓は開いているし、しきりもないし煙はあちこち。
しかも床を灰皿にしている人もいる。


静かできれいで分煙している日本のネカフェとは大違い!



かなりウルサイな・・・。



とりあえず連れの中国青年と空いている席を探す。
2シートボックスが空いていたので確保。
渡されたカードの番号を入力し、PCへログイン。
利用時間のカウント開始になる。


慣れない中国キーボードをたたいて、サイトの確認。
無事表示されたことを確認して、さっそく日本語入力フリーソフトをダウンロード。
一字一字を四苦八苦しながら入力に悪戦苦闘している最中、



ガハーッハッハー!!!



ビクッ!

「◎□▽×@$&!¥#%●△@◆!!!」

「ΣΣ┏(|||`□´|||;;)┓( ̄□||||!!||| \( ̄▽ ̄;)/ |||!!!!」



中国語で誰かが叫ぶ!
誰かがその叫びに応える!



なにごと?!

・・・実は単なる友人同士の会話だった。。。

と思えば時々奇声を発する者もいる。(ゲーム対戦の興奮で)


どこかから歌声まで・・・。
さらには屋台の物売りが、

「@$#¥~%!」

と唱えながら店内を練り歩き出す。

普段は聞かないいろんな声(音)が飛び交っていて、まるで未開人ジャングル地帯に迷い込んだ気分だ。


各々が自分の楽しみだけを満喫している。
平たく言えば「やりたい放題」!

ある意味「自由」なんだろうけど・・・。
だけど、「自由」とは人に迷惑をかけずに好きなことができることだと思う。
周りを気遣うマナーも大事だ。
これでは躾をされていない動物が放し飼いで好き放題やっている状態だ。


極めつけにショックを受けたのが、



カーーーーーーーーーーッペッッ!!



自分の足もとに痰を吐く!

実は私の座っていた席の床にもその残骸が・・・

うわぁ~ん!

そんな未開人ジャングル地帯で周りの行動を伺いつつ作業を進めていた。
それにしても寒い。トイレに行きたくなった。

だがこの状況を見ていると、トイレ地帯では何が待ち構えているか想像するのも恐ろしい・・・。


恐る恐るトイレに入る。

意外にも「普通」だった。
それでもやっぱり戸惑うことがあったが・・。
(水流しは上から垂れている紐をひっぱる。水をかぶらないか心配だった^^;)


そしてトイレから出ようとドアを開けようとした瞬間!



ガチャガチャ!




いきなりドアノブを開けようとしている人がいた!



中国ではノックをしないのか?

もう出るとこなので、中からドアを開ける。
開けてびっくり!

おじさんが立っていた!

確か女性用トイレに入ったはず・・・?
なぜどこからどう見ても男のおじさんが女性用トイレに?


立ちすくんでいた私の脇を押しのけておじさんがいそいそと入って行った。
確かに女性用トイレ。

後で聞いたら、男性用トイレの前にハシゴが置かれていて、使用不可になっていたらしい。


そういう状況なら共同でも仕方ないが、せめてノックぐらいはして欲しい・・・。

中国でのトイレ事情、コレもまたショッキングな体験があるのだ。
その話は次回の「休日編」で報告しよう。
とにかく、アップロード作業を終えてホテルに逃げ?帰ったのだ。


翌日、また行く羽目になるのだが・・・。